NEW!金曜の激込みカウンターが教えてくれた、POSレジに『Square』を選ぶべき理由【唯一の弱点も正直に話します】

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はじめに:機能の細かい比較は、他サイトにお任せします

POSレジを比較しようとして検索すると、出てくるのは「手数料0.01%の違い」や「機能一覧の◯×表」がきれいに並んだ記事ばかり。正直、あれを読んでも現場で使う自分の姿は1ミリも想像できませんでした。

なぜなら、その多くが実際に毎日レジを叩いていない人が書いたカタログスペックの寄せ集めだからです。(悪口ではないです。)

だから先に宣言しておきます。手数料の細かい違いや全機能の一覧が知りたい方は、それを丁寧にまとめてくれている他の比較サイトを見てください。 この記事ではそれをやりません。

僕が書くのは、たったひとつ。渋谷のクッソ忙しいビアバーで毎日Squareを叩いている現役ビアバー店員が、2028年にオープンする自分の店に「絶対にSquareを入れる」と決めている、泥臭い現場のリアルな理由だけです。

クラフトビール業界で9年。パブ、ブルーパブ、ブルワリーを経て、今は渋谷のMikkeller Tokyoでカウンターに立っています。金曜の夜、お客さんがドアの外まで並ぶようなピークタイムを、何百回とこのレジで捌いてきました。

この記事のターゲットは、かつての僕と同じように「いつか自分の小さな店を持ちたい」と思っている未来のオーナーです。レジ選びで消耗してほしくない。だから、現場で汗(とたまに血)を流してきた人間の本音だけを書きます。良いところも、ぶっちゃけイマイチなところも。

それでは、いきましょう。

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理由①:とにかく「決済と返金がクッソ早い」

最大の理由から書きます。Squareは、決済と返金が圧倒的に早い。これに尽きます。

うちのような「キャッシュオン(都度会計)」の店では、スピードがそのまま命に直結します。金曜の夜、カウンターが満席で、後ろにも立ち客がいて、注文も会計もひっきりなしに飛んでくる。あの状況で、1回の会計に数秒余計にかかるだけで、列はどんどん詰まり、現場の空気はピリつき、お客さんの体験は確実に悪くなります。

ここで効いてくるのが、Squareターミナルの接続のシームレスさです。

他の有名POSレジ、たとえばエアレジなどを現場で使うと、レジ本体(iPad)とカードリーダーがBluetoothで繋がる構造上、決済のたびに数秒の通信ラグを感じる場面があります。これは製品が悪いというより、端末を分離している構造上どうしても生まれる「間」です。でも、その数秒が、ピークタイムの現場では地味にストレスになる。

その点、Squareターミナルはボタンを押した瞬間に処理が走る。あの「待たされる間」がほぼ無い。カードもタッチ決済もPayPayも、お客さんが端末をかざした瞬間に「ピッ」と完了する。この数秒の差が、1晩に何十回も積み重なると、現場の快適さがまるで違ってきます。

(ちなみにSquareターミナル以外の、Squareカードリーダーなども処理速度が爆速です)

そして見落とされがちですが、返金処理が爆速なのも本当にありがたい。オーダーミスや、お客さんの「やっぱりこっちにする」という変更は、飲食の現場では日常茶飯事です。カードやPayPayの返金がもたつくレジだと、その対応中に他の会計が全部止まる。Squareはここがサクサク終わるので、トラブル時のリカバリーが速い。

さらに、ターミナルだとそれ1台でレシート印刷まで完結します。レジ本体、カードリーダー、レシートプリンターと機材がバラバラに分かれていると、ただでさえ狭いバーのカウンターが配線とガジェットでごちゃつく。Squareターミナルは手のひらサイズの1台で全部済むので、カウンターがスッキリ保てる。これは実際に毎日使ってみないと分からない、地味だけど決定的なメリットです。

(配線が多少ごちゃついてもよければ、iPad+Squareカードリーダーでも良いかと。こちらの配置でも処理速度は爆速です。)

理由②:トラブルに強い。ハードウェアの安心感とサポート

開業して一番怖いことのひとつが、営業中にレジが止まることです。

特にキャッシュレス中心の店だと、レジが死ぬ=会計ができない=営業停止に直結します。金曜の夜にこれが起きたら、その日の売上が吹き飛ぶどころか、お客さんの信頼まで失います。想像するだけで背筋が凍る。

ここでSquareが優れているのは、ハードウェアの入手性です。

万が一ICリーダーやターミナルが壊れても、Squareの主要な端末はAmazonや家電量販店で普通に売っています。最悪、翌日には新しい端末が手元に届く。「専用業者に問い合わせて、修理に2週間かかります」みたいな世界とは違います。週末にレジが止まる恐怖を、お金で即座に解決できる。この安心感は、ワンオペや少人数で店を回す個人店にとって、想像以上に大きい。

加えて、サポートセンターの対応も比較的早い印象です。現場で「あれ、これどうやるんだっけ」「急にこの操作ができなくなった」という事態は必ず起きます。そういうときに、調べればすぐ答えが見つかる、問い合わせれば返ってくるという体制があるのは、心の余裕に直結します。

レジ選びでは、つい「平常時の使いやすさ」ばかり見てしまいがちです。でも本当に大事なのは、トラブったときにどれだけ早く立ち直れるか。Squareはこの「最悪の事態への強さ」が高いレベルにあります。

理由③:バーの営業に最適化された「操作性」と「顧客管理」

Squareは、メニューの登録と編集が、とにかく簡単です。

これがビアバーにとってどれだけ重要か。うちのような店は、タップビールもボトルも毎日のように入れ替わります。今日繋いだ樽が3日で終わって、明日には別の銘柄になる。ワイルドエールのボトルなんて、1本売れたら次は違う銘柄、なんてことが日常です。

レジのメニュー(レジキー)の登録が複雑なシステムだと、この入れ替えのたびに時間を取られて、本来やるべき仕込みや接客の準備が後回しになる。Squareはスマホやタブレットからサクッと商品を追加・編集できるので、毎日メニューが変わるビアバーの運用と相性が抜群です。

そしてもうひとつ、僕が自分の店で活用したいと思っているのがロイヤリティプログラム機能です。

これは単なるポイントカードではありません。僕が開業構想でずっと考えている「嫌味のない常連えこひいき」を、システムとして簡単に実現できる仕組みです。

たとえば、何度か来てくれたお客さんにささやかな特典を用意する。初めてのお客さんが疎外感を感じない絶妙なラインで、常連さんに「自分はこの店に通っている」という心地よさを感じてもらう。こういう繊細な顧客体験の設計を、紙のスタンプカードでやるのは管理が大変です。Squareなら決済と顧客データが紐づいているので、無理なく運用できる。

接客の質を、システムの力で底上げできる。これは小さな店にとって、地味だけど効いてくるポイントです。

理由④:経営を次のステージに進める「分析」と「拡張性」

レジは「会計する道具」だと思われがちですが、本質はデータを貯める装置です。ここがSquareの隠れた強みです。

Squareは、時間帯別・カテゴリ別の売上分析が、簡単かつ詳細に見られます。

「金曜の何時が一番売れているか」「ボトルとタップ、どっちが利益を生んでいるか」「先月と比べて客足はどうか」——こういう数字が、特別な設定なしに自動で蓄積されていく。経営を勘や記憶だけでやるのと、データを見ながらやるのとでは、長期的に天と地ほどの差が出ます。

僕は将来的に、このSquareの売上データをスプレッドシートに連携して、天気や曜日と掛け合わせた分析を自動で回したいと考えています。「雨の火曜は何が売れるか」「気温が上がるとサワー系の注文が増えるか」みたいな分析を、店を続けながら蓄積していく。その土台が、最初からデータとして溜まっていくのは大きい。

そしてもうひとつが拡張性です。

僕には、店舗経営の先に「ワイルドエールのボトル販売」や「インポート事業」という構想があります。Squareは、店舗の決済とオンラインショップ(EC)の決済をシームレスに統合できる。店で売るのもネットで売るのも、同じシステムで管理できるんです。

最初は小さなバーから始めて、いずれ事業を広げていきたい。そう考えている未来のオーナーにとって、「最初に選んだレジが、事業の成長にそのまま付いてきてくれる」というのは、見えないけれど大きな価値です。

【現場人の辛口評価】使って分かったSquareの弱点と、不要な機能

ここまで褒めてきましたが、アフィリエイト記事にありがちな「全部最高!」で終わらせるつもりはありません。毎日使っているからこそ感じる、正直な不満も書きます。

唯一の弱点:「客単価(1人あたり)」が出ない

僕が毎日レジ締めをしていて、唯一「ここが惜しい」と感じるのがこれです。

Squareは「1会計あたりの平均単価」は出してくれます。でも、「客平均単価(お客さん1人あたりいくら使ったか)」がパッと出ない。

キャッシュオンの店だと、1組のお客さんが何回も会計します。だから「1会計の単価」と「1人あたりの単価」は全然違う数字になる。経営目線で本当に見たいのは後者なんです。「今日は1人あたりいくら使ってくれたか」が分かると、メニュー設計や価格設定の精度が上がる。ここが標準で出ないのは、毎日数字と向き合っているからこそ感じるリアルな不満です。

(これは手元で別途計算すれば出せるので、致命傷ではありません。でも「ひと手間かかる」のは事実です。)

不要な機能:複雑な在庫管理

逆に、「あるけど僕は使っていない」機能もあります。複雑な在庫管理機能です。

Squareには在庫を細かく管理する機能もありますが、小さなバーの営業現場では、ぶっちゃけそこまで使いません。毎日ビールが入れ替わるうちのような店だと、システムで在庫を厳密に管理するより、冷蔵庫を見て「あと何本」と把握する方が速い。(のちにスプレッドシートなどで管理はします。)

これは「機能が悪い」という話ではなく、「店の規模と業態によっては要らない機能もある」という当たり前の話です。多機能であることに惑わされず、自分の店に必要な機能だけを見極めるのが大事だと思います。

まとめ:小さな飲食店・バーをやるなら、現状Squareでいい

長くなりましたが、僕の結論はシンプルです。

ワンオペや少人数で小さな店を回すなら、決済スピード、トラブルへの強さ、運用の手軽さ、そして将来の拡張性を兼ね備えたSquareは、現状とても合理的な選択だと思います。客単価が標準で出ないという弱点はありますが、それを差し引いても、現場で得られるメリットの方が圧倒的に大きい。

つまりワンオペや少人数で店を回すなら『Square』一択です

レジは、開業準備の中では地味で、後回しにされがちな項目です。でも、毎日何十回も触る道具だからこそ、ここがストレスフリーかどうかは、営業の質とオーナーの精神的な余裕に直結します。

これから自分の店を持ちたいと考えている未来のオーナーさんへ。レジ選びで消耗する時間があったら、その分のエネルギーをメニューや空間づくりに注いでほしい。だからこそ、信頼できる土台を最初に選んでおくことをおすすめします。

僕自身は2028年、この相棒と一緒に東京でワイルドエール専門のバーを開きます。その準備の過程は、開業構想シリーズで発信しています。


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この記事を書いた人
さとし

ブログ歴4年ほど、渋谷のクラフトビールバーで働く28歳。元アシスタントブルワー。2028年頃にワイルドエールをテーマにしたバーを開業する予定です。好きなビアスタイルはランビック。

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ビアバーのカウンターから、最高の一杯を。

元ビール工場スタッフで、現在は渋谷のビアバー店員として毎日ビールを注いでいます。
知識だけじゃない、現場の空気感や「本当の美味しさ」を伝えたくてこのブログを始めました。
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