ビアバー店員が選ぶ!個人的におすすめな東京都内の クラフトビール ボトルショップ4選 【販売店/買える店】

最近クラフトビールを飲み始めつつ、「今までお店で飲んでいたけど、ちょっと家でも飲んでみたい!」「いろんなビールの種類があるみたいだけど、どれをどこで買ったらいいか分からない!」という方に向けて、現役のクラフトビールバー店員の筆者が、個人的におすすめなボトルショップ(酒屋)を紹介します。

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良いボトルショップの選び方(余談)

完全に独断と偏見ですが、良いボトルショップにはある特徴があると思っています。

それは、

店員さんにビールのことを聞くと、ネットの情報以上の情報が出てくる

これです。

本当にビールが好きな店員さんはブルワー(生産者)や業界の人から、オフラインで情報を仕入れていて、副原料やホップの種類、その製品が作られた背景にまで知識が及んでいます。

そこで、良いボトルショップであることを炙り出すために、少し乱暴ですが「IPAでおすすめのビールはなんですか?」と聞くのが実はおすすめだったりします。その店員さんは「どんなIPAにしますか?ドライで苦味強め?それともフルーティさ優先?」などと深掘りしてきたらまずまず。

さらに、スタッフさんご自身なりのおすすめする根拠や、飲んだ感想を添えてきたら、その店員さんのいるボトルショップは優良店だと思います。(もちろん、研修中の店員さんは質問にうまく答えられない場合もあるので、決めつけは禁物です。)

【 クラフトビール 】ボトルショップおすすめ4選

個人的に厳選した4つのお店を紹介します。東京のクラフトビールシーンでは、名が知れていて、比較的品揃えが豊富なお店です。

それではどうぞ!

目白田中屋(目白)

やや半地下のお店。ファサードが暖かい感じ。

JR目白駅から徒歩2分ほど、目白通り沿いのナチュラルローソンの隣にある「目白田中屋」は、シングルモルト業界で知らない人はいないほど世界的に有名なウイスキーショップです。店主の栗林さんは、TBS番組「クレイジージャーニー」で紹介されたこともあり、ウイスキーの関するメディアで多く取り上げられています。

実はこちらのお店、クラフトビールの品揃えも都内随一です。いわゆる定番系のクラフトビールは少なめで、北欧を含むヨーロッパ系やアメリカ東海岸系、国内の小規模ブルワリーの陳列が目立ちます。また、ベルギービールに関しては330mlボトルや750mlボトルの品揃えも豊富です。

店内撮影は値札が見えないようにとのことだったので、強めのモザイクをかけています。

店内の照明は暗めで、光線による酒類の劣化を配慮した作りになっています。また、品物の補充は冷蔵庫裏側のウォークインから行うため、常に低温が保たれています。品質、品数ともに一流のボトルショップといえます。店員さんとのコミュニケーションは比較的少なめで、単純に商品を見つけに行く場所かなと思います。価格は業界でもかなりリーズナブルな印象。

営業時間11:00-20:00
定休日日曜日
支払い方法現金、クレジットカード(VISA、Master)
お店のホームページほぼなし
お店のSNShttps://www.facebook.com/mejiroTANAKAYA/

The Slop Shop Tokyo(都立大学)

続いてご紹介するのは、東急東横線都立大学駅から徒歩8分(実測値)にあるドラフトタップ併設のボトルショップ「The Slop Shop(ザスロップショップ)」です。こちらのお店も目白田中屋に匹敵するほどの品揃え(100種類以上)でありながら、常時7タップのドラフトビールが飲めます。

運営母体が「株式会社ハリーメイ」というインポーターで、北米を中心に個性豊かな商品を売り出しています。

クラフトビールは輸入商材としての単価は安くありません。それでもこちらのお店では価格が比較的リーズナブルに設定されています。その背景には、社長である村越さんの「手に取りやすい価格で提供したい」という思いがあるからだそうです。

ちなみに、当ブログではインポーターに関する記事も書いているので、よかったら覗いて見てください。

最新シーンのクラフトビールに加え、ベルギーやドイツ等のヨーロッパのクラシックなビールも置いてあり、どちらも知りたい人におすすめなお店。店員さんもビールマニアなので、わからないことは親身になって相談に応じてくれます。

不定期でレアなボトルビールをグラス売りするイベントも開催されているので、インスタグラムは要チェックです。またこちらのお店のインスタグラムでは、ブルワリーの創業秘話や概要などを詳しく掲載しているので、クラフトビールの読み物としても面白いものになっています。

営業時間平日15:00~22:00 土曜11:00~ 22:00 日祝:13:00-21:00
定休日なし
支払い方法現金、クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー(交通系電子マネー、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay)
お店のホームページhttps://theslopshop-tokyo.myshopify.com/
お店のSNShttps://www.instagram.com/the_slop_shop_tokyo/

クラフトビール専門店 三軒茶屋 サニティー – SANITY(三軒茶屋)

お次は三軒茶屋と学芸大学に2店舗展開している「サニティー」。運営母体はインポーターではないので、色々なインポーターから仕入れているオールマイティーなボトルショップです。北欧からイギリス、ドイツ、北アメリカなど、仕入れているビールの生産国は特に偏りがない印象です。もちろん国産ビールもたくさんあります。

缶やボトル500種類に加えて、10タップのドラフトビールも楽しめるので、ビアバーとしても利用できます。タップテイクオーバーもたくさん開催されているので、ブルワーと消費者が集まるコミニュティーのような雰囲気が常にありますね。

個人的には、スタッフさんがみんな気さくで個性的なところが好きです。オンラインでビールが買えるこの時代において、ビールという商材以外の「人」という要素は、今後ボトルショップやビアバーを運営していく上で、とっても大切な強みになると思いますので、僭越ながら一緒にクラフトビール業界を盛り上げていけたらいいなと思っています!

三軒茶屋という土地柄、地域のビール屋さん同士の交流も深いようです。うまくローカルに溶け込むことができれば、あなたにとって最高のホームになるでしょう。

営業時間(Instagram参照)
定休日不定休(Instagram参照)
支払い方法カード、電子マネー可(調査中)
お店のSNShttps://www.instagram.com/sanitybeer
https://www.instagram.com/sanity.gakudai/

びあマ神田店(神田)※2024年2月29日付で閉店

(2024.01.22追記)びあマ神田店は2024年2月29日をもって閉店すると発表がありました。

最後にご紹介するのは「びあマ 神田店」です。びあマは都内に合わせて3店舗展開しており、その中で最も都心寄りなのが神田店です。他の2店舗の方が規模は大きいものの、アクセスの良さでいえば神田店が便利な方も多いのではないでしょうか。まとめ買いするとビールは意外と大荷物になりますからね。

こちらのお店のいいところはなんといっても「在庫のバランスの良さ」と「気軽さ」です。

1階がバー、2階にボトルショップを構えています。国内海外問わず定番ビールを取り揃えており、価格もそこまで高くありません。まずまず最新・マニアックビールもあり、使いやすいと思います。

加えて店内は煌々とした照明で、いわゆる「オシャレさ」は感じないもののコンビニ感覚で気軽に立ち寄れる雰囲気があります。近年神田はクラフトビールが盛り上がっている土地でもあるので、クラフトビール巡りのセーブポイントとして回るのもアリだと思います。

営業時間月-土16:00-23:00 日祝15:00-22:00
定休日なし
支払い方法現金、クレジットカード(VISA、Master)、QRコード(PayPay)
お店のホームページhttps://biama-kanda.com/
お店のSNShttps://www.instagram.com/beerma_kanda/

オンライン定期便という選択肢(PR)

ビールは重くてかさばるので、オンラインで購入するという方も一定数いらっしゃるはずです。

そこでおすすめなのが、送料無料のクラフトビール定期便「Otomoni」というサービス。「Otomoni」は1,900種類以上から厳選した、今一番楽しんで欲しい銘柄を毎回丁寧にセレクトしてお届けするクラフトビールの定期便です。

【Otomoniのこだわりポイント!】
・毎月“新しい”組み合わせ
ビアマスターが毎回丁寧に飲み比べセットをセレクトしています
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捨てるのがもったいない!見た目も楽しい個性豊かなラベルたちに出会えます
・オトモニだけの希少なクラフトビール
ブルワリー(醸造所)と直接提携により先行体験、季節限定品、数量限定品などその時にしか味わえないビールが楽しめる
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クラフトビールは冷やしてぐびぐび飲むビールとは全く違う!
オトモニは繊細な味を守るため最適な温度でお届けします!

とまあ、書かれてはいますが。。個人的に押すポイントは以下の2点。

  • 解約とスキップがめっちゃ簡単
  • 好みを把握してカスタマイズしてくれる

ここに書くと長くなるので、Otomoniに関して書いたこちらの記事をご覧ください。

いや!もう公式サイト見たい!という方は以下のリンクからどうぞ。

前職ブルワリー時代、トラックでビールをOtomoniに納品したのは良い思い出よ。。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はいろんな種類のビールが売っているボトルショップを厳選して紹介しました。

自分のビールの好みが分かってきたら、生産国を限定したショップやニッチでマニア向けのショップに行くのもいいでしょう。(ex. アメリカンIPA好きなら「アンテナアメリカ東京店」、サワーエール好きなら「SOUR SWAMP 千歳船橋」、網羅系&あったか系「北沢小西(下北沢)」、ヨーロッパ系「DIG THE LINE DOORS(原宿)」など)。

ビアスタイルがそもそも何なのか分からない方は、以下の記事をご参考にしてください。

あなたのビールライフがより充実したものになりますように!乾杯!

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