
みなさんが働いている企業はブラックですか?
大多数の企業は人件費や福利厚生費を払っているのにも関わらず、
一方でしっかり労働時間分の賃金を払わなかったり、低賃金で労働者をこき使う企業、いわゆる“ ブラック企業 ”が存在します。(このご時世でも意外とあります)
今回は、そんなブラック企業で働く意義について持論を書いていきます。
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この記事は以下のような方に向けて書かれています
この記事で定義するブラック企業とは、事前に取り決めをした労働時間分の賃金が支払われなかったり、長時間労働に対する手当がなかったりなどの、労働基準法に反している企業を指しています。
社内システムや人事制度が旧態依然としている等の、法に触れないケースに関しては、この記事でいうところのブラック企業には当てはまりません。
この記事ではブラック企業が増えることを望んでいません。ブラック企業を使い倒し、逆に利用していくことで、皆さんの人生が豊かになることを望んでいます。
知人や友人がブラック企業に勤務していて、(もし苦しんでいる場合に限り)この記事のURLを送り付けてみてください。
ブラック企業を経験すべき2つの理由
ブラック企業で働く意義は3つあると考えています。
個別に詳しくみていきましょう。
ブラック企業で忍耐力をつける
ブラック企業は、長時間労働という特典が自動付帯します。
身体やメンタルを崩さないギリギリのところまで追い込むと、その後の労働人生で壁にぶちあたったとき、こう思えるようになります。
「あの時よりはマシだな」
若くて体力があり、やりたいことがまだ定まらない時期は、自分をがむしゃらに頑張らせるのもありかと。
ただ、身体とメンタルを崩しては、回復するのに時間がかかります。
あらかじめ期間を決めて、ブラック企業で修業するようにしましょう。
経験上、個人差はありますが半年から1年、長くて2年など、あらかじめ勤務期間を決めてから勤めれば、身体やメンタルへの支障が最小限に抑えられます。
また、1年以上勤務すれば次の転職先でマイナスに見られることは少ないでしょう。(若かければなお良いでしょう)
もし「なんで前の会社はやめたの?」と聞かれたら、「朝から22時まで働いて、休みも週1日しかなくて大変でした。でも自分が吸収したいことは全部吸収してきました」と正直に伝えることで、面接官に好印象を与えることができます。
「最近の若者はぬるい」と考えている年配の人も、具体的な労働環境を伝えることで「こいつ結構頑張ってきたんだな」と思うようになります。
ブラック企業で自分のやりたいことを突き詰める
ブラック企業の長時間労働は、本当におトクな特典です。
昨今は働き方改革などの影響で、残業したくてもできなくなっているのが現状です。
しかしブラック企業は、そんなこと関係ありません。
終業後にたくさん仕事することができます。それが自己研鑽に繋がるならラッキーですね。自己研鑽につながらない労働でも、忍耐力を鍛えるためと思えばよいのです。
でもサービス残業はちょっと、、と思ったそこのあなた!
条件を満たせば、未払いの残業代は取り返せる可能性があるので、安心してください。後で解説します。
未払い残業代を請求する経験をする
未払いの残業代は、弁護士を通して請求すれば、取り返せる可能性があります。
給与や残業代の支払いは会社の義務ですから、請求を退けることは基本できません。
一度残業代を請求するという経験をすると、「弁護士に依頼して企業と対峙する」という心的ハードルが下がります。
次の転職先でもそのマインドは引き継がれ、「いつでも弁護士立てられるぞ」という心持ちになり、正常なメンタルを保てます。
他方で、残業代の請求件数が社会全体でもっと上がれば、ブラック企業側も襟を正すでしょう。
真面目に人件費を払い、きっちり納税しているホワイト企業が馬鹿を見なくて済むようになります。
あなた一人が未払いの残業代を弁護士を通して請求することで、社会はより良い方向に向くのです。
未払いの残業代は取り返せる可能性あり
法的なことは弁護士に相談するのが一番です。
個人的に重要だと思うポイントは1つ。
筆者はブラック企業にいた過去があり、残業代請求を行おうとしたものの、証拠不十分で弁護士さんにお断りされました。
Googleマップの滞在時間や、SECOMの施錠時間をもとに残業をしていた事実を証明することは不可能ではないですが、
タイムカードや貸与パソコンのON/OFF時間など、在職中に集められる証拠の方が効力があるそうです。
まとめ
今回のポイントをまとめますね。
残業代を取り返して、みなさまが次のステップに進められることを願っています。体調には気をつけてくださいね。応援しています。
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