筆者は2027年に 飲食店開業 を控えています。
今回は「どの街にお店をオープンさせるのか」がテーマです。
独立前の飲食業従事者が何をどう考えているのか、同じ独立を考えている方(特に渋谷区、世田谷区近辺)の参考になれば幸いです。
開業後にこの記事を読んだとき、当時はこんな考え方をしていたんだなと振り返るための記事でもあります。
どんなお店にする?
ビアバーという業態
飲食店開業前に、ざっくりどんなお店にしたいかまとめた記事があるのでご覧ください。
ワイルドエールとシャルキュトリをメインにしたビアバーです。
ワイルドエールの他にも、ヴァンナチュール(ナチュラルワイン)、サイダー、ミードなども取り扱う予定です。
2024年時点では、構想している業態に大きな変更はありません。
Pediという店名
名前は「Pedi」です。ペディと読みます。
ランビック醸造に欠かせない嫌気性細菌「pediococcus」(ペディオコッカス属)から取りました。
サブネームはまだ決めてませんが「Wild Ale Bar Pedi」になるかなと思います。
何を売っているお店なのか分かりやすくしたいのと、SEO対策的にもWild Aleという文言を入れたいなと考えています。
店舗面積
10坪未満に抑えたいなと考えています。
理由は、
賃料を抑える
飲食経営をロマン的観点で捉えると、一番名誉なことは「長く続けること」だと思っています。
長く経営していればいい時も悪い時もあると思います。
その悪い時に、重圧として降りかかってくるのが固定費の大部分を占める賃料です。
飲食経営人生において長く続けるために、なるべく賃料は抑えたい。
もし好調になってきたのであれば、新業態で別店舗を出店するか、ブルワリーを開業する方向でいきます。
それまでは狭い店舗で頑張ります。
自分の目の届く範囲が10坪
まだまだ修行途中の身ですが、自分一人が目の届く範囲はせいぜい10坪くらいだろうと評価しています。
込み入った話や丁寧な接客をする傍ら、店内の隅々まで神経を張り巡らせるとすれば10坪が限界だろうと。
それ以上になると、接客や気配りの品質を落としていくしかありません。
なのでお客様に最高の体験をしていただくためには、10坪が適当だろうと考えています。
基本ワンオペ営業
少子高齢化に伴い労働人口が減少している日本で、飲食業の求人はなかなか集まりません。
良い人材が見つかったとしても、良い人材はやがて次のステップへと進んでいくことでしょう。(なぜなら良い人材だから)
人材マネジメントに悩むことなく経営に集中したいので、今のところ従業員を雇う考えはありません。
経理的なことやマーケティング的なことで人の力が必要になったときは、業務委託をうまく活用して乗り切りたいと思います。
どこに出店する?
すでに出店予定エリアを絞っています。
図で示すと、以下のピンク色のエリアがいいかなと今のところ考えています。
新店舗出店の前には、いろんな推計方法を用いて予想売上高を計算し、それに見合った賃料の物件を選定することが基本です。
また、夜間人口やその商圏における潜在的なターゲットがどれくらい存在するのか調査すべきです。
ただこの記事では、データよりも主観的な基準で出店エリアを思案する方向でいきます。
筆者は祐天寺と池尻大橋に実際住んだことがあるので、その経験を踏まえてこの地域に絞りました。
池尻大橋
現在筆者は池尻大橋に住んでいます。
渋谷と三軒茶屋に挟まれた駅で、メインの商店街の周りは住宅街が多くなっています。
大きなオフィスビルはほとんど見当たりませんが、アパレル事務所やデザイン事務所などが住宅街の中に溶け込んでいます。
気取った街という一面もありつつ、昔から愛される焼肉屋さんやもつ煮込み屋さん、街中華などが軒を連ねています。
筆者自身、銭湯「文化浴泉」やBar「LOBBY」によく行くのでこの街に愛着が強いです。
物件が空けば、出店したいと思っている候補の一つです。
渋谷
2023年から2024年にかけて、海外旅行客でごった返している渋谷。
現在の職場は渋谷なので、渋谷一丁目や道玄坂方面は土地勘があります。
集客が見込める一方で、競合が多く、また深夜営業となると客層に注意が必要です。
あと都内でもトップクラスに家賃高い。
個人的にはもっとひっそりと営業したので、渋谷はどうかなと思うところ。
神泉
渋谷で勤務を終え、池尻の自宅に帰る途中にあるのが神泉エリア。
渋谷ほどの喧騒はなく、ワインバーが多いので自分のターゲット層にマッチします。
ただ物件の空きがほとんどでない。
池尻大橋と並んで、出店有力候補の一つ。
学芸大学
祐天寺に住んでいたとき、よく飲みに繰り出していた学芸大学。
八百屋やラーメン屋、ビアバー、ワインバー、コーヒーショップ、なんでもあります。
メインの喧騒から抜けるとすぐに住宅街が広がります。
体感として、学芸大学で遅くまで飲んでいる人は学芸大学付近に住んでいるような印象。
地元に受け入れられれば、集客が見込めると思います。
三軒茶屋
混沌の街、三軒茶屋。
個人的にはそんなに飲む頻度は少ないですが、コミュニティが強い印象があります。
個人店がひしめく通りもあるし、鳥貴族などのチェーン居酒屋もあります。
大先輩のビアバーさん、ビアパブさんが多数いらっしゃるので、考えどころ。
中目黒
ミーハーな街と思われがちですが、商店街は意外と古風。
昔からの土地持ちの商店と、大手外食企業が個人店の仮面を被って運営しているお店が混在している印象。
青葉台方面、池尻大橋に近い側で、かつ川沿い付近に物件があれば狙い目かなと思います。レストランやワインバーがあるので、客層にマッチするかなと。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ありがたいことに「どこに出店するの?」と聞かれることが多くなってきたので、自分の頭の中を整理するためにも少しだけ書いてみました。
物件探しは「長期戦かつ交渉と根回しが大切」と先輩が言っていたので、気を引き締めて頑張ります。
もし、物件探しでお力を貸していただける先輩方、アドバイスしていただける方いらっしゃいましたらInstagramのDMよりメッセージをお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(ちなみに現職の社長は、物件探しで困ったことがあればなんでも相談してね!と非常に協力的。ありがたや)
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