NEW VALLEY 二子玉川 | ワインとビールの境界線上をゆく最先端な町の酒屋

二子玉川駅にほど近いワインショップ、 NEW VALLEY さん(以下敬称略)に行ってきましたので、お店で聞いた話などを交えて紹介させていただきます。

この記事は以下のような方に向けて書かれています

  • 東京都内のクラフトビール販売店を知りたい
  • NEW VALLEY とはどんなところか知りたい
  • ワインとビール、どちらにも興味がある

この記事はPRではありません。

NEW VALLEY はどんなところ?

二子玉川からほど近く、町の酒屋さん的なワインショップ NEW VALLEY。

今回は、スタッフのまりのさんに案内していただきました。

筆者が伺った際には、こちらのチェアでゆっくりされているお二方がいらっしゃいました。

まず入って目につくのはエスプレッソマシン

自家焙煎のスペシャリティーコーヒーを楽しめます

エスプレッソベース、フィルターどちらもあり。

フィルターはシングルオリジンとブレンドでご用意。

豆の販売もされており、400g/200g/100gから選べます。

店内奥には国産のブランデーやウイスキーを用意。

目の前の道路を挟んで向かい側には、ワインセラーとクラフトビールのショーケースがあります。

一体何本あるんや?!ってくらいワインがずらり

ひんやりと涼しくて、でもなぜか落ち着く気持ち

まりのさん「写真全然撮って大丈夫ですよ〜」とのことだったので、パシャリ。

こんなに大勢のワインに囲まれているのに、全然緊張しない不思議。

スタッフさんの気さくな対応と、(良い意味で)ごちゃごちゃしているような雰囲気が緊張を解いてくれるようです

Tシャツも売ってました。

そろそろビール系の紹介をしますね。

こちらは大瓶メインのショーケース。

ワインとビールの垣根を越えるような方向性の商品が目立ちます

ミードやシードルなども手がけるフランスのブルワリー「ブラッスリーモザイク」や、静岡のWest Coast Brewingがリリースしているチャレンジングなビールシリーズ「GMT+9」も取り扱っていました。

GMT+9は白ワイン樽や赤ワイン樽で熟成したビールなどがあり、まさにクロスオーバーな存在。

上段には伝統的なランビンクの作り手「3 fonteinen(ドリーフォンティネン)」のグーズとクリーク。

最上段右にはシードル。これ筆者は初めて見ました(即購入)

他にはHobo BrewingやUchu Brewing、West Coast Brewingの陳列が目立ちます。

今をときめくひみつビールなどもラインナップ。

まりのさんが「ご参考までに」とおすすめしてくれたのは、こちらのビール。

West Coast BrewingとNew ValleyのコラボHazy IPAです

コラボレーションは4回目だそうで、今回リリースしたビールには、葡萄の果皮パウダーを使用

ワイン業界の視点からビール業界を見つめ、クロスオーバー的思想を吹き込んだビールだと感じました

海外ではすでに、葡萄の搾りかすや葡萄ジュースないしワインを原材料に盛り込んだグレープエールや、ビールとワインをブレンディングした製品がリリースされ始めています。

日本でもこういったクロスオーバー的存在の商品が今後は増えていくと予想しています

まりのさんはスピリッツについても詳しく教えてくれました。

千葉県の薬草系蒸留酒が得意なファーム「Mitosaya」のジンがたくさんあります。

右上は宮崎の焼酎の作り手である黒木本店の別蔵、尾鈴山蒸留所のOSUZU GINがありました。

一番右上は、知るひとぞ知る岐阜の蒸溜所「辰巳蒸溜所」のものです。

筆者自身、辰巳さんのスピリッツとの出会いは、大学時代3年間アルバイトしていた神楽坂のスコティッシュパブ「ザ・ロイヤルスコッツマン」です。

当時辰巳さんは創業1年目で、国産アブサンが世に出るぞ!とオーナーが興奮気味に話してくれたことを覚えています。

入荷したスピリッツは、蓋を開けて香りを開かせてから提供することもあるんですよ〜」とまりのさんはおっしゃっていました。

蒸留酒は量が少なくなればなるほどアルコールが飛びやすくなり、角が取れて香りが開くと聞いたことがありましたが、筆者は「でもそれってアルコールが抜けたのを良いように言っているだけでしょ?」と思っていました。

しかし実際は違うようです。

副原料にハーブや果実、スパイスを用いた場合、提供前に一定時間抜栓した状態で放置し、香りを開かせることでアロマやフレーバーが本領を発揮することもあるそう

そんな、提供方法にもこだわりがあるNEW VALLEY。

まりのさん自身はこれまでワインの道を歩んでこられたそうで、さまざまなバックグラウンドを持ったスタッフさんが、あらゆる知識や経験を共有し、このお店を作っているんだなと感じました。

フードメニューも少しあります。

NEW VALLEYは、姉妹店にファミレスというレストランを持っています。

お食事も堪能されたい方は、そちらに足を運ぶのもいいかもしれません。NEW VALLEYから徒歩1~2分です。

そろそろお会計を、と思ったらこんな張り紙がありました。

いわゆるレジ袋は原則ご用意がなく、お客様からの寄付によって集められたショッパーが使われているそうです。

筆者は、どなたかが使っていたTRUFFLEの紙袋に入れていただきました。

購入したのはこちら。左から、Hobo Brewingのラガー、フランスはノルマンディーのサイダーの作り手であるシリル・ザンクのCIDERMAN 2021、一番右が前述したWCBとのコラボビールです。

滞在時間は20分くらいと短かったものの、飲食人として、またこれから飲食店をオープンさせる身として非常に勉強になりました。

今回は案内していただいた まりのさん、丁寧で気さくなご対応ありがとうございました。またお名前を聞きそびれてしまったのですが、お店にいらっしゃったスタッフの皆様、ご対応ありがとうございました。

おすすめポイント

個人的におすすめなポイントをまとめます。

二子玉川は二子玉川だけれども、再開発されている方面ではありません。

西口から高島屋を抜けて、昔ながらの街並みに一角にNEW VALLEYはあります。

二子玉川に行かれた際には、ぜひ一度NEW VALLEYにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

基本情報まとめ

公式サイト・SNS
公式通販サイト https://newvalley.base.shop
Instagram https://www.instagram.com/newvalleytokyo/
X(Twitter) https://twitter.com/newvalleytokyo
Facebook https://www.facebook.com/newvalleytokyo/

営業時間
11:00-23:00
年中無休

お支払い方法
現金、クレジットカード、電子マネー

住所・アクセス
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3丁目23−24 カーム・ヴィアマーレ 101
二子玉川駅から徒歩6分

筆者は数年後、シードルやワイン、ミード、ワイルドエールなどをテーマにしたバーを開こうと思っています。

もし興味のある方は、以下の記事を覗いてみてください。

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