WCB 東京ミッドタウン に行ってきたので、その様子をご紹介します。
この記事は以下のような方に向けて書かれています
WCB 東京ミッドタウン / West Coast Brewing Tokyo Midtown は2024年4月18日(木)〜6月16日(火)までの期間限定ポップアップショップです。
東京ミッドタウンにWCBが期間限定出店
ミッドタウンと呼ばれる商業施設は、東京都内に3ヶ所あります。
- 東京ミッドタウン(六本木)
- 東京ミッドタウン日比谷
- 東京ミッドタウン八重洲
今回WCBが出店したところは、①の東京ミッドタウン(六本木)になります。
ポップアップショップの様子
WCBポップアップショップは、東京ミッドタウン地下1階にあります。
上の写真で言えば、赤い丸印のところですね。
途中で施設内のトイレに寄ったのですが、トイレ内に普通に綺麗なゴミ箱があったり、トイレを出たところに誰でも使える両替機があったりして、さすがミッドタウンだなと思いました。
通路のような場所にバー&ボトルショップが出現しています。
14:00くらいに伺ったのですが、立ち飲みで飲んでいるお客様が3~4組いらっしゃいました。
反対側から見ると、こんな感じ。
ミッドタウン内で買い物している海外の旅行客や、WCBファンと思しき人たちがいらっしゃいます。
コの字方のカウンターがあり、その後ろにショーケースがあります。
そのショーケースの裏側は、かの有名な写真スポットです。
ポップアップ中しか写真を取れないので、WCBファンの方には刺さる仕掛けだと思います。
筆者が伺った時点では、4タップ稼働中でした。(6タップだったかも?)
スターウォッチャーやフルホップアルケミストなどの鉄板から、樽熟成シリーズなどマニアックなものまで提供。
ショーケースにはパンパンに詰められた20種類くらいのWCBビール。
特段破格ではありませんが、GMT+9も瓶で買えます。
ミッドタウンで買い物やデートをする合間に一息つくにはもってこいのスポットです。
まとめ
個人的におすすめなポイントをまとめます。
WCBは仕入れ値が比較的高いので、一度にガッとまとめて仕入れると、資金繰り等に影響があるようなビアバーやボトルショップは多少あるんじゃないかなと思います。
なので、他のボトルショップだと多くて5,6種類の陳列かもしれません。
その点、こちらは直営店なので約15~20種類ほどのビールをまとめて比較検討、購入できます。
WCBファンの方で、缶をまとめて買いたい方は行く価値があるでしょう。
スタッフさんもWCBビールのことを詳しく教えてくれます。
基本情報まとめ
<公式サイト・SNS>
Instagram https://www.instagram.com/wcbshizuoka
東京ミッドタウン公式ページ https://www.tokyo-midtown.com/jp/shops/info/popup/#index.html.next
WCB公式サイト https://www.westcoastbrewing.jp
<営業時間>
11:00~21:00 (L.O.20:30)
期間中は無休
<お支払い方法>
現金、各種クレジットカード、ほか
<住所・アクセス>
〒107-0052
東京都港区赤坂9-7-1他 東京ミッドタウン ガレリア B1F
TEL:080-7146-2142
都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分
WCBの戦略を考察
これまでの出店データ
West Coast Brewingは、直営店を全国に広げています。
各地のWCBスポットを今一度おさらいしておきましょう。
「12 – twelve」は、WCBが醸造開始(2019年)する前からオープンしているビアレストランです。
本格的に醸造事業に乗り出す前に、現地の消費者にクラフトビールが受け入れられるかテストもかねていたでしょう。
まずはビアレストランを開業して、テストマーケティングをしています。
オーナーであるデレックさんの緻密な戦略と用意周到さが窺えますね。
続いて醸造事業を本格的にスタートした直度、コロナ禍が到来。クラフトビール業界はWCBに限らず大打撃を受けました。
そしてコロナが明けた2023年以降、WCBの新規出店数が爆発的に増加しています。
新規出店は、構想から含めると数年、最短でも半年〜1年はかかるものなのです。
したがって、コロナが明けるのを待ってから出店したのではなく、コロナによって前々から準備していた出店がやむを得ず遅れてしまったと推測します。
いずれにしろブランドの拡大と、静岡を拠点とした実店舗の拡大を前々から準備していたのでしょう。
いよいよ東京に固定店舗を作るのか
今回の東京ミッドタウンの店舗出店は、ミッドタウン側からオファーがあって実現したものだそうです。
ただ、公式ページにもあるように、ずっと前から東京出店を構想の片隅には捉えていたそう。
今回のポップアップショップが、今後の東京出店に向けて良いテストマーケティングになるでしょうね。
どんなお客さんがどれくらい来るのか、または来ないのかといった消費者のデータに加え、東京出店する際にそれくらいの求人応募が来るのかなど、採用の面でも貴重なデータが取れるのではと思います。
個人的にはWCB東京出店は大歓迎で、早く作っていただきたいなと思います!!
現存するWCBを取り扱うビアバーとWCB直営店の関係性
WCB東京出店が現実のものとなった場合、もともとWCBビールを卸していた東京のビアバーと、WCB直営店が競合関係になり、そこにハレーションが起きると推測している人がいるようです。
しかしそれは一部の頭の柔らかくないビアギークの考え方だろうと思います。
そもそも大半の人は、イベント等を除き、特定のビールのためだけにビアバーに来店することは多くありません。 ※ビアバー店員としての個人的感覚
好きな店舗空間があって、話慣れたスタッフさんがいて、ラインナップがおおかた好みである、自宅や勤務先に近いといった総合的な要素が複雑に絡み合ってはじめて、来店という行動に至っていると思います。
なので、WCBのビールを扱っているビアバーが、東京にWCB直営店ができることによってWCB TOKYO(仮称)と直ちに競合関係になるわけではありません。
WCB直営店が東京に出店したとしても、普段から通いなれたビアバーで、WCBのビールを飲むという行動は今後も続くと思われます。
個人的な予想
今までの出店の様子を拝察するに、東京出店は間近だろうと思います。
東京ミッドタウンでの営業が好感触であれば、東京の物件を探して新店舗開発に着手するでしょう。
また、WCBほどブランディングに気を遣っている企業ならば、都市開発系の企業から誘致され、駅ビルや商業施設内に新規オープンする可能性もあります。
逆に今回のポップアップショップの感触が期待通りにならなかった場合、横浜や名古屋といった都市圏にテストマーケティング的に出店したり、北海道などのまだ出店していいない地方に進出することもあり得ます。
結論
個人的にはWCB東京出店を強く望んでいます。
偉そうに御託を並べてしまいましたが、一緒に東京のクラフトビールシーンを盛り上げていけたらいいなと思っています!
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